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森と木を見る:原初の脳と頭脳の同時活用


森(大局)と木(局所)を同時に見るのは難しい方法です。

例えば、エジソンは「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」という名言を残していますが、「1%のひらめき」が森で「99%の努力」が木に該当します。

この二つを同時並行させるのが難しいのは、「ひらめき」を担う「脳」と「努力」を担当する「脳」が異なるからです。

人は二つの脳を持っています。

タコは9つの脳を持っていますが、この脳は同種の脳なので、「タコは一つの脳」しか持っていないといえます。

人が持つ脳の一つは、細胞分裂によって最初に造られる部位が担当する脳のことです。その部位が「腸」です。頭脳は、腸が形成された後で造られるので、順番でいえば、腸は原初の脳、頭脳は第二の脳といえるかと思います。

二つの脳は互いに関連はしているものの、全く別個の脳です。

原初の脳は免疫細胞の6割、セロトニンの9割を生成する臓器であり、意志を強固にする「気合い」の発生源であり、潜在意識と連結するチャクラの最も大きな部位でもあります。

頭脳はデータの集積地ですが、原初の脳はデータを格納していません。

ゆえに、データに囚われない斬新なアイデアを生み出す場であり、データにこだわらずに、物事の本質を洞察できる機能も持っています。

しかし、データと無縁なので、四六時中稼働しているわけではありません。ありませんが、潜在意識通信などによってもたらされた洞察力、創造力を発揮することができる部位です。

これが1%のひらめきの力です。

わずか1%の労働力なので、通常では、終始意識しているわけではない。よりはっきり言えば、普通の人は全く無視しています。だから、あなたは「ひらめきのない凡人」と呼ばれているのです。

反対に、頭脳はデータと数値の宝庫なので、ここに固執して、あらゆることを計算できる人が優秀とみなされています。

果たして、そうなのでしょうか。

データは過去の遺物にすぎません。それらを羅列されても、1ミリ先の未来も読めないでしょう。結局は、分かっていることしか分からない、生きたGoogle詮索さんのような、未知の領域に立ち入るようなときには全く役に立たない人とみなされます。上場企業にも、ごまんと蠢いている、ごく普通の人たちです。

とはいえ、データも計算も知識も大切です。
現実処理は、この能力によってなされているからです。

なので「99%の努力」と表現されているわけですし、実際、ほとんどの人は99%のシェアを誇る頭脳だけを駆使して生きています。

だから、だまされるのです。

接種率をみるだけで、膨大な人々がいとも簡単にだまされていることが分かります。しかも、寿命を大幅に削られていることさえ理解できていない。死の間際になって、ようやく気づくのが関の山(精一杯)でしょう。

知っている人は、こう警鐘を鳴らしています。
「多死の時代」がやってくる、と。

全くの赤の他人に「マスクしろ」と喧嘩を売って半身不随にされた人がいますが、ようやく「マスゴミが発表する感染者数の増減に一喜一憂していたが、全てが作文だった」ということに気づいたらしいのですが、もう、後の祭りですね。

そもそも、厚労省自体がマスクの効用を否定しているわけですからね。

「マスクは不潔、感染防止の効果はない」という厚労省の通達は何度も出されています。

テレビではマスクだらけですが、これも中の人は「嘘であり、演技である」ことは百も承知のうえで放映しているので、TVやネットニュースを鵜呑みにしている段階でお間抜けさんとみなされてしまいます。

もちろん、徐々にデクラス(機密解除)されている現時点において、なお、マスクを手放せない人は絶望的な人たちになります。

それなのに、見も知らぬ人に「マスクせんかい」と喧嘩を売っていること自体が異常者の行動なのです。半身不随になって、そのことに気づいて後悔しているらしいけど、加害者の人に謝罪すべきでしょうね。加害者こそ降って湧いたような災難に遭った「真の被害者」なのですから。

膨大な数の人々が騙され続けている事態をみるにつけ、「森と木を見る」「原初の脳と頭脳を同時に使う」ことの難解さが理解されます。

新宿で対面鑑定をしているとき、キャバ嬢と普通の男性のコンビが鑑定に訪れました。キャバ嬢は最初はチャラチャラしていたけど、タロット鑑定を始めると、すぐに、真面目な目に変わって、沈黙したまま凝視しています。

この娘さんは、かなり特異な能力を持っている人だったのですね。

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ビジネスを司(つかさど)る魔女の使いである黒猫を従えたワンズのクイーン。

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願いが叶うとされるキューピット付きのカップのクイーン。

この2枚のカードが示されました。稀に見る強運の持ち主といえます。ところが、彼との相性を示すタロット占いでは、この2枚が共に現れ、共に、逆カードで示されたのですね。

「この2枚のカード、覚えてますよね。先ほど、あなたを占ったときに出てきたカードです。そして、今、この2枚のカードが逆カードとして示されています。この意味がお分かりですか」

彼女は無言だったのですが、目は興味津々の輝きに満ちています。二度も立て続けに同じラッキーカードが2枚揃ってでてきた!この奇遇だけでも驚きの現象ですから、何も言えなくなっても当然といえます。

しかも、その他のカードが全て彼の星座を示すソードのカードだった。彼はかなり知的で合理的な感覚を持つ人でした。その彼の、もっともらしい理論に席捲(せっけん)されてしまうと、彼女の最大の持ち味である「直感的な能力」が消されてしまう。

合理性(頭脳)と神秘性(原初の脳)の共存は、思っている以上に難しいのです。

では、どうしたら、二つの脳を同時並行的に使えるようになるのでしょうか。

その唯一無二の方法は、「丹田で呼吸しながら生活する」です。ただの呼吸なのですが、意外と持続は難しい。気を出せるようにならないと難しい。最低でも、慣れるのに1年はかかります。

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