未来予知は可能か不可能か
4兆円近い資産を持つ、世界最高の投資家ウォーレン・バフェット氏は、「未来は予知できない」と言っています。
「私には未来の予知などできない。もし、できるという人がいるのなら、私の目の前に連れてきてほしい。しかし、数十年前から述べているが、いまだにそのような人物は現れていない」
そうです。
占いによる未来予知は、基本的に不可能です。
しかし、私はタロットを使って未来予知を行います。
経営学のオーソリティだったピーター・ドラッカー氏は、こう言っています。
「未来は予測できない。我々は『すでに起こった未来』に注目すべきだ」と。
どういう話なのかといえば、種明かしは「すでに起こった未来」です。「未来に向かれてまかれた種」ということです。
未来を予知するためには前提条件が必要
1)何かの種をまいているか!
これは、「何かに向かった行動をしているか」と同じ意味です。
種をまいたのあれば、いずれは芽が出て、花が咲くかもしれません。或いは、その種は、虫に食い荒らされてなくなってしまうかもしれません。芽が出ても、嵐に打たれて潰されてしまうかもしれません。
2)条件は変わらないという前提条件。
しかし、「虫や嵐がやってこない」という条件の下であれば、予知は可能になります。つまり、環境が同じであれば、予知できるということです。
今の激動の時代、「環境が同じ」という条件を何年も期待するのはリスキーです。しかし、一般的には、1、2年であれば、環境が変わることは少ないものです。そのような条件の下で、MAX2年の未来予知は行います。
「絶対に的中する」とは言い難いですが、当たる確率はかなり高いと自負しています。
困るのは、私が占い師でもあると知っている職場での人たちです。「五輪は開催されますか」とか、「今回のコロナ騒動は予知できていましたか」などと訊いてきます。
占ってもいないのに、分かるわけがないでしょう。「占い師なら何でも分かるはず」は、もう、思考停止状態と同じですよ(;^_^A)
でも、根っからサービス精神が旺盛なので、こう答えています。「五輪は延期。2年後の2022年がベスト」。莫大なお金が絡む問題なので、誰も猫の首に鈴をつけに行きづらいでしょうが、延期が正解でしょう。
コロナについては、若干、毒が入ります。「コロナはただのウイルスですよ。感染率は無問題。問題なのは、今回の騒動で、人類がアホすぎる生き物であることが宇宙に知れ渡ってしまったことでしょうね」。
ちなみに、手相でも「未来を示す線」が出るよりも、「過去と現在の線」が出る方が圧倒的に多い。
例えば、④は「 モテ線」です。
これが出ている人はレアですが、出ていれば、すごく「モテるようになった」はずです。
しかし、現実には、ほとんどの人は自分の手相などに注意していないので、「いつ、モテ線が現れたのかは知らない」というのが普通です。
ですから、「モテ線」を見て、「モテますよ」という占いは素人で、正しくは、「いつ、この線が出てきましたか?」と訊くべきです。
そのときから、その人の人生は大きく変わってきているはずだからです。
それに応じた鑑定を行わねばなりません。
具体的にいえば、モテモテになって、「どのような異性関係が生じてきているか」ですね。
ここが、重要な鑑定ポイントになります。
最終的には、このモテ線が「すでに起こった未来」となります。モテ線が現れたために、その人の人生が大きく変わってゆくからです。それゆえ、未来予知が可能となります。
実際、その人が、「そんなことはあり得ません!」と強く断言していたにもかかわらず、物事は予知した通りになってゆきました。そういうものです。
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