コロナウイルスとマスク狂騒曲

新型コロナウイルスが猛威をふるっているらしい。連日に渡って、至るところで「コロナ」と「マスク不足」が耳目に入ってくる。

先日、病院の理事長と話をした。
「コロナはどうですか?」
「今のところ感染者はいませんね」
「昨年の11月、12月と今年の1月はインフル患者さんが押し寄せていませんでした?」
「多かったですね。例年の5割増しでしょうか」

毎年、世界のインフル感染者は3億から5億人。死者の数は30万から50万人。日本でも、例年、1000万人が罹患し、1万人が亡くなられている。

2019年の1月では #1日平均で死者54人 という計算になる。2020年は公表されていないけど、理事長の「5割増し」という話から、推定で毎日80人の方がお亡くなりになられていたとしても不思議ではない。

しかも、このデータはインフルエンザで入院した人でも、肺炎を併発したり、持病が悪化し心不全などその他の病気で亡くなったりした場合は含まれない。つまり、今騒がれているコロナ由来の肺炎的な考えを含めると、死者の数値はかなりのものに跳ね上る。

それなのに、マスコミはほとんど報道していない。インフルより被害率の低いコロナについては毎日、毎日、「北海道で感染者一人発見」などの微細なことまで、これでもかと報道して、人の不安を煽っているのに。だから、マスゴミといわれる。

現時点における解析では、インフルは5~10mは飛散されても生きていられるが、コロナは1mで死ぬとされている。それから後に得られたデータから、「 #コロナはインフルと同じ程度のウイルス 」という説が濃厚になっている。

そうであれば、たとえ、ワクチンができても毎年、インフル並みの死者が出ても不思議ではない。

ちなみに、私は「 #35年以上、風邪ひとつひいたことがない 」。インフルの感染歴もない。現在も、マスクの嵐の中でマスクをつけずに電車に乗っている。白い眼で見られているかもしれないが、同調圧力に屈するつもりはない。

なぜ、風邪をひかないのか、なぜ、インフルに感染しないのか。

理由は、「(ある方法で)ストレスフリー、腸内フローラ重視の食生活、(ある方法で)完全熟睡」だから。

ちなみに、喫煙者です。大学在学中から、今に至るまで、毎日喫煙しています。喫煙と病の関係を示す正式なエビデンスは存在しない。

厚生労働省東海北陸厚生局の金井要局長が「ゴジラのような大きなせきをする人がいない限り感染しない」と発言して炎上していたけど、せき程度による飛沫感染は疑問だから、彼の発言はオーバーすぎたにしても間違ってはいない。

現実に、マスクをしていない人が電車内でせきをしただけで、非常ボタンを押した人が現れたらしい。とんでもない人たちがいるのは事実なので、多少、オーバーに面白おかしく語られた方が実効性がある。

作家の百田尚樹氏が20日、ツイッターに連続投稿。新型コロナウイルスの日本での深刻な感染拡大やロンドンでの代替開催案が英国で出始めたことなどを受け、「もう東京オリンピッはないね」と、今年7月開幕の東京五輪が中止になる可能性を視野に入れた。

病院では2月に入ればインフルワクチンを返品する。2月の罹患者は少ないからである。なぜなら、ウィルスは高温と多湿に弱いから。

感染症の大御所が、「コロナウィルスは3月に終息する」と語られていたのは、こうした現実があるからだ。しかも、今年は暖冬なので、4月には終わっている可能性は高い。

今年7月開幕の東京五輪が中止になる?

7月の日本は世界有数の高温多湿の国になる。コロナウイルスに関していえば、日本は最も安全な国の一つになっているはずだ。

百田尚樹氏は、16頭立ての競馬で、「16番人気の馬が来るぞ!百万馬券がでるぞ!」と大声で町内を走り回っている人のようにしか思えない。

確率はゼロではない。絶対に絶対はない。しかし、「最低人気の馬が馬券に絡むぞ、超大穴がでるぞ!」と叫びながら走り回る人は、現実には、まずいないはずだ。いてたら、それ以後、町内では薄気味悪がられて相手にしてもらえなくなるだろう。

「マスクはウィルスを防御できる」という科学的根拠(エビデンス)は存在しない。それなのに、マスク狂騒曲が街を席巻している。おかしな話だ…ということで偵察してみた。

結論を言えば、マスク着用者は圧倒的に女性の方が多かった。70名ほど在籍している1部上場の会社の支社で、男女問わず、マスクを着用している正社員は1人しかいなかった。

その1人が30代男性の若者だった。私は、「なぜ、マスクをしているの」と訊いたら、恥ずかしそうに「温かいからです」と答えた。

百人規模の知的組織では、インフルに感染していた人だけがマスクをしていた。

一方、一般企業で百人規模の、しかも大半が若い女性という組織で、「マスクしている人の割合はどれぐらい」と訊くと、「3分の2ぐらいでしょうか」という返事があった。

ざっくりだけど、男性より女性、知的レベルの高い組織より低い組織、若者より老人の方がマスクの着用率が高いと解析してみた。

この現象は、「純粋に脳機能の問題ではないか」と私は判断している。

人類は、動物的(旧哺乳類脳)な「感情」を制御するために、前頭葉(前頭前野、新哺乳類脳新皮質)を備えた。

前頭葉が委縮したり、劣化したりで、この働きが弱くなると「感情のコントロール」が難しくなる。

知的レベルが低い、或いは高齢化に伴って感情を暴走させる人がいるのは、主に、脳の問題であって、人格的な問題ではない。

一方、女性は出産(生理・排卵)の機能を持っているだけ、男性より生物的(感情的)になりやすいのはやむを得ない。

つまり、「マスクではウィルスは予防できないよ。大切なのは、手洗いとこまめに水分を補給して喉を潤すこと(うがいよりお茶を飲む)ですよ」という話を聞いても、頭では理解しているけど、感情が知性を破壊してパニック現象を起こしやすい。

感情を理論や理屈で抑えるのが、極めて難しいことは、女性と喧嘩した男性は、ほぼ納得できていることかと思う。膨大な歴史を持つ本能や感情の作用は強烈なのである。

暴走女子、暴走老人が奏でる狂騒曲は一定の時が経たないと終わらない。なんともはやな世界が人類世界なのだ。

4月8日のデータによる追記。

ロイター発信

感染症の権威で新型コロナ対策で仏政府に提言するジャン・フランソワ・デルフレシ氏はラジオとのインタビューに基づいた記事。

「国内人口6700万人中最大1700万人が、新型コロナ感染の深刻なリスクにさらされていると試算」

「若年層の致死率は2%程度、より脆弱な患者では14%と指摘。また、感染者の88%は季節性インフルエンザと同様の症状にとどまっている」

肥満の若年層は気をつける必要がある」と警告。

「肥満の問題が深刻な米国の状況を懸念している」

やはり、コロナの本体は季節性インフルですね。
ワクチンでは防御し切れないウイルス感染です。

重要なポイントは肥満率。
アメリカではBMI値30以上が肥満。

肥満がリスキーなのは、免疫力が弱くなるから。

結論:コロナはインフルレベルの変異種。

毎年、変異する。
その度に大騒ぎするようでは経済は成り立ってゆかない。

ゆえに、当初から狂騒曲と断じてきたのは間違いではない。超少数派の見解ですが、いずれ正しかったと立証されるはずです。